平成18年度 一般公開講座

「今、ここで慈心に生きる」
〜人々の悲しみと喜びとともに〜
平成18年9月28日 於 曹洞宗秋田県宗務所・禅センター
講師 : 増田友厚 老師
(長野県 大林寺住職)




9月28日、平成18年度一般公開講座が秋田市の曹洞宗秋田県宗務所・禅センターで開催されました。禅センター布教部の仏教入門講座との合同開催となりました。講師に特派布教師としてご活躍の増田友厚師をお迎えし、ご講演を頂きました。会場は一般の聴講者であふれんばかりとなり、穏やかに話される老師のお話を聞いて、涙を拭く姿も見受けられました。

「避けられない老、病、死をどう受け止め、どう生きていくかが問題。私が立っている今を大事にすること。一期一会、誰に対しても慈しみの心を持って味わいのある出会いをしよう。それが同事行、相手と仲良く思いやって生きていくことである。」

◆講師略歴◆
増田 友厚(ますだ ゆうこう)
昭和22年、長野県佐久市に生まれる。昭和45年千葉大学卒業後、曹洞宗大本山總持寺に安居・修行し、昭和59年より佐久市・大林寺の住職となる。宗門の特派布教師として、全国を巡回する傍ら、布教師養成所の講師を務め後進の指導にあたる。宗門以外にも、長野県教育委員会不登校児童ふれあい体験リーダーや、佐久市教育委員・保護司・民生委員を務め、そこでは少年達と交わりを深くし、彼等と寺院で勉強会を開く活動も行っている。
平成15年に開催された第21回随聞会「一般公開講座」でも講師をお願いし、ご講演をいただいている。

秋曹青会員各位には、11/14開催予定の随聞会にてさらに講師をお願いし、研鑽したいと考えています。